本文へスキップ

関西で新しい街歩きの楽しみ方を提案します





関西街歩きスポットのご紹介

「散策コース」とは、この街歩きスポット(チェックスポット)が設定されている、「街あるかんと」の登録コース名です。
 会員の方は、ログインしてコースの詳細を確認してみてくださいね。会員でない方も、本ページ下部にある、コース地図にてコースの概要を確認できます。

「街あるかんと」とは?→「トップページ」へ
・「チェックスポット」とは?→「街歩きの流れ」へ
・「街あるかんと」の会員登録は?→「会員登録ページ」へ



Vol.60 天王寺動物園・・・「街ナカ&駅チカ」動物園の、生息環境を意識した「生態的展示」
(散策コース:大阪市(2))

天王寺動物園 天王寺動物園は、大阪の天王寺公園内にある大阪市立の動物園。

 動物園のある天王寺というエリアは、周辺にナニワのシンボル「通天閣」や、地上300mの高さの「あべのハルカス」がそびえる、大阪を代表する観光地。

 動物園内からも、通天閣やあべのハルカスがよく見えますよ。

 天王寺動物園の広さは約11ha。日本全国にある動物園の中ではそれほど大きくはありません。

 しかし、大都市の街なかにあって最寄り駅からも徒歩で行ける、「街ナカ&駅チカ」の動物園としては、広い部類に入ると言えるでしょう。

 さて、一昔前までは、天王寺動物園に限らず、どこの動物園でも、鉄格子の檻の中に動物が入れられているだけであり、動物園は檻の外から動物を眺めるだけの場所、という印象がありました。

 でも、檻に入れられた状態で展示されているだけでは、どんな生態の動物なのかなかなか想像しづらく、イマイチおもしろみにも欠けますよね。

 そこで、天王寺動物園では、2000年前後から、「生態的展示」をモットーに、大幅な施設変革を行ってきました。

 生態的展示とは、その動物が生息している野生環境に極力近い環境を動物園内に再現した展示方法。
 動物ができるだけストレスを感じずに生活できるよう工夫されています。

 特に、生態的展示の工夫が凝らされたエリアについて、いくつかご紹介しましょう。

アフリカサバンナ:キリン<アフリカサバンナ>
 アフリカの草原地帯を模したエリアで、天王寺動物園の目玉エリアの1つ。

 草食動物エリアでは、キリンシマウマなどの草食動物が、草木が茂る広い草原に放し飼いにされています。

 キリンが長い首をのばして、高い木の葉っぱや枝をかじる姿は、他ではそうそう見ることができませんよ。

アフリカサバンナ:ライオン 肉食動物エリアにいるのは、ライオンハイエナ

 ライオンを見ることのできる一部のスポットでは、ライオンとの間に、壁や高い柵など隔てるものがありません。

 そのため、大きな石の上に寝そべるライオンを、何にも遮られることなくじかに見ることができますよ。

 でも、ライオンが、向こうからジャンプして飛びかかってきたらどうしよう・・・、と考え出すと、ちょっと怖くなるかも。

アジアの熱帯雨林:ゾウ<アジアの熱帯雨林>
 ここは、ゾウの飼育エリアです。現在、アジアゾウ(タイゾウ)が一頭飼育されています。

 また、このエリアでは、アジアゾウの生息地の1つである、タイの国立公園が再現されています。

 ゾウ舎を取り巻くように熱帯の木々が生い茂っており、外からは中のゾウ舎が全く見えません。

 エリアの入口から入って、木々の中をハイキング感覚でしばらく歩くと、熱帯雨林の中から、ゾウの住まいが、突如出現します。

 アジアの密林をさまよっていたら、突然、ゾウが現れた!というロケーションです。途中にある「ゾウに注意!」の標識もいいアクセントになっています。

 木々に囲まれた場所でのゾウさんの仕草を見ていると、他の動物園で見るゾウと比べて、何となくリラックスしている感じも受けますね。

鳥の楽園:鳥の巣<鳥の楽園>
 建物全体が、上方をネットで囲われた巨大なバードケージ(鳥かご)。

 動物を見に来ているんであって鳥なんてどうでもいい・・・、なんて思われる方、だまされたと思って一度訪れてみて下さい。

 巨大鳥かごの中には、さまざまな高さの木々が生い茂る森や、川や池などの水辺があり、「自然」が再現されています。

 この空間内に、数多くの鳥が自由気ままに暮らし、あちこちと飛び回る景色は光景は、圧巻の一言。
 マガモなどのカモ類が多いようですが、コウノトリなどの珍しい鳥もいますよ。

 観覧用の通路と鳥たちが飛び回る空間との間には壁などがなく、鳥たちの暮らしぶりを直接感じることができます。

 また、観覧通路は高い位置にあるので、木々のてっぺんに、いろいろな鳥が巣を作っているのもよく見えますよ。
 巣の中に卵が見えることもありますが、これだけの鳥がいると、他の鳥に卵が狙われてしまうこともあるでしょうね。

レッサーパンダ 上に挙げた以外にも、アムールトラレッサーパンダなど、さまざまな動物が飼育されています。

 なお、全ての動物について「生態的展示」がされているわけではありません。

 昔のように檻に入れられた状態で暮らしている動物も当然います。

 ただ、公立の動物園で予算的には厳しいながらも、それぞれの動物の生態を知ってもらおうと努力している姿勢には、見る側からすれば好感が持てます。

 また、天王寺動物園は、戦後、飼育している動物に芸を仕込んで見せ物にする、ということを一切行っていない動物園でもあります。

 動物を見せ物にするという行為は、「本来の生態を見せる」という趣旨からは大きく外れていますので当然なのですが・・・。
 これからも今のスタンスを守りつつ、訪れた人を楽しませてくれる動物園であって欲しいと願っています。 



スポット情報

<天王寺動物園>
 住所  大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1-108
 最寄り駅  (JR・地下鉄)天王寺駅から徒歩10分
 (地下鉄)動物園前駅・恵美須町駅から徒歩5分
 (近鉄)大阪阿部野橋駅から徒歩15分
 開園時間  午前9時30分~午後5時
 休園日  毎週月曜日(月曜日が休日の場合は翌平日)、年末年始
 入園料  大人 :500円
 小中生:200円(大阪市内在住・在学者は無料)
 ホームページ  天王寺動物園



コース地図(大阪市(2))




上の地図の右上のアイコンをクリックすると、大きい地図が別ウィンドウで開きます。
マーカー(赤):散策コース(大阪市(2))に設定されたチェックスポット


関連スポット、近隣スポットのご紹介

Vol.08 通天閣・・・・”こてこて“なにわのシンボルタワーに、なぜか関東の日立の広告
Vol.38 天王寺・・・・大阪有数の観光スポットは、昔の真田幸村奮戦の地
Vol.71 四天王寺・・・・地名「天王寺」の由来は、四天王像を祀った聖徳太子創建のお寺


薬師寺前へ(Vol.59:薬師寺)

比叡山延暦寺(1)次へ(Vol.61:比叡山延暦寺(1))

街歩きスポット紹介TOP(記事配信別) 街歩きスポット紹介TOP(府県別)


街あるかんとTOP

バナースペース