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奈良公園 緑一面の芝生の上で、かわいい鹿とのベストショットを狙おう!

(散策コース:奈良(1))

奈良公園は、奈良県庁のすぐ近く、市の中心部から東に広がる都市公園。

東大寺興福寺など、奈良を代表する観光名所を取り囲んでいます。

数多くの種類の樹木が茂り、緑一面の芝生が広がる、緑あふれる公園です。

都市部にある公園としては、広さ、緑の豊かさ、知名度、見どころの多さなど、さまざまな点で、随一といってよいでしょう。


奈良公園と言えば、やっぱり「鹿」

かわいい鹿さんとのふれあいを楽しもう

鹿とのベストショットを狙えるおすすめスポット

あわせて巡りたい奈良公園内の見どころ

芝生を駆ける鹿の群れ

奈良公園と言えば、やっぱり「鹿」

さて、奈良公園と聞いて、真っ先に思い浮かぶのは、やはり鹿ですね。

春日大社では鹿は神の使いとされ、昔から、奈良の人たちによって大切に保護されてきました。


現在も公園のあちこちで見かける鹿たち。

奈良の鹿愛護会の調査によれば、奈良公園内には1200頭ほどの鹿がいるそうです。


公園の芝生でくつろいでいるかと思えば、東大寺や興福寺、春日大社などの境内にも出現。

さらに、東側の若草山の山頂にまで出没します。


県庁前を東西に延びる大通り(登大路)付近にも、鹿はたくさんいます。

車道に鹿が飛び出してることもありますので、車で奈良公園を訪れる方はご注意を。

車道を渡る鹿

奈良公園の鹿のオス・メスは、角があるかないかで簡単に区別できます。


雄鹿の立派な角は秋の「角切り」で切られてしまいますが、頭には跡が残るのですぐわかります。

また、一度切られた角も次の春~夏にかけてまた生えてきます。

「小鬼」のような角を生やした鹿もときおり見かけます。


一方、雌鹿は全体的に体つきが丸く、顔も穏やか。

草を食べるときなど、仕草もどこか「女性的」です。

雄鹿たち

かわいい鹿さんとのふれあいを楽しもう

さて、奈良公園散策の楽しみの1つは、鹿とのふれあい。

どれもこれも人なつっこい鹿ばかり。

くりくりおめめのかわいい鹿さん。近くに寄ってきたら、そっと頭をなでてあげましょう。

くりくりおめめの子鹿

また、公園のあちこちに、鹿のおやつ「鹿せんべい」が売られています。

「鹿せんべいおくれ~」という顔で、観光客にすり寄ってくる鹿の姿はほほえましい光景です。

特に、お母さん鹿と一緒にいる子鹿にねだられると、つい、鹿せんべい買ってあげちゃいたくなりますね。


ただ、鹿せんべいを買うと、「こいつ、せんべい持っとる!」とばかりに周りの鹿が集まってきます。

大勢の鹿に囲まれて身動きとれなくなることもありますよ。


また、奈良公園の鹿は、性格がおだやかで、かみついたりすることは少ないです。

それでも、せんべいをもらおうと競い合ってやってくるときは、指をかまれないように気を付けましょう。

鹿せんべい

なお、奈良公園内では、鹿せんべい以外の食べ物を鹿にを与えることは禁止されています。

お昼ご飯を食べているときに鹿が寄ってきても、食べ物を与えてはいけません。


持ち物を鹿にかみつかれることもあります。

特に、パンなどの食べ物が入ったビニール袋は要注意。


鹿がビニール袋を飲み込むと窒息する可能性があります。また、胃で消化できずに体にたまってしまうことも。

くれぐれも鹿の鼻先に近づけないようご注意ください。

観光客と鹿

また、奈良公園の鹿は野生動物です。

公園を管理している方が鹿の世話をしているわけではありません。

その点では、公園内に生息している他の動物や鳥などと同じです。


ただし、奈良の鹿が他の野生動物と異なるのは、国の天然記念物に指定されていること。

奈良公園の鹿を、故意に傷つけたりすると法律で罰せられることになります。

天然記念物の鹿

鹿とのベストショットを狙えるおすすめスポット

奈良公園の鹿はせんべいばかりを食べているイメージもありますが、せんべいは鹿にとってあくまでも「おやつ」。

あくまでも主食は芝生の草。そのため、芝生が広がる場所は鹿が集まりやすいのです。

このような場所は周囲が開けているところも多く、絶好の撮影スポットでもあります。

緑一面の芝生の上で、鹿との「ベストショット」を狙ってみませんか?


では、鹿との触れあいや写真撮影におすすめの芝生エリアをご紹介しましょう。


奈良公園を代表する芝生エリア、飛火野

池の畔に広がる芝生の上で、鹿と一緒にお昼ご飯

若草山をバックに鹿とパシャリ!浮雲園地

大仏殿も見える芝生公園、春日野園地



<奈良公園を代表する芝生エリア、飛火野>

春日大社の表参道南側に広がる飛火野は、奈良公園を代表する園地。

緑一面の芝生が大変美しいエリア。ここは、鹿たちの「食事処」兼「運動場」です。

毎年秋に「鹿の角切り」が行われることでも知られます。

飛火野

<池の畔に広がる芝生の上で、鹿と一緒にお昼ご飯>

奈良公園の南の端に、荒池という大きな池があります。

この池の東側に広がる荒池園地も、鹿たちがよく集まる場所の1つです。

美しい池を眺めながら、草を食べる鹿と一緒にお昼ご飯にするのもいいかも。

食後には、腹ごなしに、芝生の上で鹿たちとたわむれてはいかが?

荒池園地

<若草山をバックに鹿とパシャリ!浮雲園地>

大仏殿交差点の北東にある浮雲園地

ここは奈良公園の中心部、近くの東大寺を訪れる観光客で賑わいます。

園地内に入って正面に見える薄緑の小山は、芝に覆われた若草山です。

ここでは、若草山をバックに、鹿とのコラボ写真にチャレンジしてみましょう。

浮雲園地

<大仏殿も見える芝生公園、春日野園地>

浮雲園地の北にある春日野園地

東大寺南大門からすぐ近くにある園地で、美しい緑の芝生が一面に広がります。

春日野園地からも美しい若草山が見えますね。

また、北西の方向には、東大寺大仏殿の屋根と金色の鴟尾(しび)が木々の間に見え隠れしています。


なお、春日野園地は、修学旅行生など団体客がよく利用する場所で、天気のよい日の昼間は大勢の人で賑わいます。

人が多いときには、さすがに鹿もあまりやってきません。

この広々とした芝生で鹿に出会いたいなら、人が比較的少ない、午前中や昼過ぎに訪れるとよいでしょう。

春日野園地

あわせて巡りたい奈良公園の見どころ

奈良公園を散策しながら、東大寺や興福寺を訪れるのが、奈良観光の定番コース。

ただ、奈良公園内には他にもいろんな見どころがあります。

鹿とのふれあいを楽しみつつ、こちらのスポットにも訪れてみませんか。


<奈良国立博物館>

日本に4つある、国立の博物館の1つ(他の3つは、東京・京都・九州)。

この博物館は、特に、仏像などの仏像美術を得意としています。


重厚な造りの旧本館(なら仏像館)は、仏像専門の展示施設です。

博物館が所有する仏像の他、さまざまなお寺からの寄託品なども含め、数多くの仏像を展示。

広い館内に、大小の仏像がずらりと並ぶ様は圧巻です。

奈良国立博物館(なら仏像館)

なお、奈良国立博物館の敷地の北東角に、木造の門がポツンと残されています。

この門は、通称「鴎外の門」。鴎外とは、森鴎外のこと。

鴎外は、その晩年(大正時代)に「帝室博物院総長」という重職にあり、奈良の博物館もしばしば訪れました。

この門は、鴎外が、奈良滞在中に暮らした宿舎の門です。

鴎外の門

<浮見堂>

奈良公園の南端、荒池の東に、鷲池という池があります。

浮見堂は、この鷲池に浮かぶ、美しい六角堂。

周辺の風景と調和して、四季折々の姿を見せてくれます。


鷲池の辺りは観光客の数も少なく、奈良公園の中でも落ち着いた雰囲気です。

お堂の中に座ってぼんやりと景色を眺めるのもよし、池の畔から美しいお堂をカメラに収めるのもよし。

喧騒に疲れたときの一休みにちょうどよい空間です。

鷲池と浮見堂

「緑一面の芝生」と「かわいらしい鹿さん」が魅力の奈良公園。

気候のよい季節、お天気のよい日を選んでお出かけしたいスポットです。

鹿たちに囲まれた「非日常」の世界、ほっこりのひとときを楽しみませんか。

スポット情報

<奈良公園>

住所 奈良市芝辻町
最寄り駅 (近鉄)奈良駅から徒歩5分
(JR)奈良駅から徒歩20分
入園時間 常時無料開放 1年365日24時間いつでも入園可能
ホームページ 奈良公園クイックガイド(奈良県公式観光サイト)


<奈良国立博物館>

住所 奈良市登大路町50
最寄り駅 (近鉄)奈良駅から徒歩15分
開館時間 午前9時半から午後5時まで
休館日 毎週月曜日(休日の場合はその翌日)、1月1日
観覧料金 大人520円 大学生260円(高校生以下無料)
ホームページ 奈良国立博物館

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