関西で新しい街歩きの楽しみ方を提案します

嵐山・渡月橋 1つの山の名前が、いつしか日本を代表する観光地に

散策コース:京都(5))

嵐山とは、一般には、京都市の西部、右京区と西京区を流れる桂川沿いのエリアを指します。

この嵐山は、古くから風光明媚な名勝地として知られています。

京都だけでなく日本を代表する観光地の1つです。桂川周辺には大通りや公園が整備され、国内・海外問わず多くの観光客が集まります。

この嵐山の中心は、渡月橋(とげつきょう)。

渡月橋は、嵐山周辺で、北西から南東に流れる桂川(別名:大堰川)にかかる橋です。

桂川の中に、公園として整備された中洲(嵐山公園)があるのですが、渡月橋は、この中洲と川の北岸との間に架けられています。

スポンサードリンク

紅葉の嵐山と渡月橋

平安時代に、時の亀山上皇が、月がこの橋の上を東から西へ移動していく様を見て、「渡月橋」と名付けたと言われています。

平安の雅を感じさせる、なんとも風流な名前です。


なお、渡月橋は、何度も焼失・流失を経験しています。

それもあり、現在の渡月橋は、橋脚や橋桁などの強度を必要とする部分についてはコンクリートでできています。

ただ、橋の欄干については木で作られるなど、風情のある橋に仕上げられています。


また、桂川の中洲北側にかかる渡月橋とは別に、中洲と川の南岸との間にも小さな橋があります。

こちらの橋の名前は、渡月小橋(とげつこばし)。

長さ10m足らずのこぢんまりとした橋ですが、その分、渡月橋とはまた違った趣があります。

渡月小橋

さて、桂川の、渡月橋よりも少し上流の位置には木の杭を並べた堰のようなものが設置されています。

上流から流れてきた川の水は、この堰を越えて水しぶきを上げ、川幅方向に延びる「白線」を作ります。

これが、緩やかな川の流れにアクセントを付けています。

現在の堰は近年作られたものですが、古くからこの地には、桂川を堰き止めるための治水用の堰があったようです。

このことが、渡月橋周辺流域での桂川の別称「大堰川」の名前の由来になったと言われています。

渡月橋上流の桂川(大堰川)

ところで、本来、「嵐山」というのは、渡月橋の後ろにそびえる山の名前です。

標高381mのこぢんまりとした山ですが、嵐山とその近辺は、桜や青葉、紅葉に雪化粧と、四季折々で、様々なよそおいを見せます。

さらに、白い水しぶきを上げる桂川の流れと、そのすぐ下流の渡月橋、さらに、その背後で季節ごとに様々な色彩を見せる嵐山が組み合わさり、大変趣のある風景を生み出しています。

このような様々な景色の「調和」が、1000年以上の昔から風流を好む日本の人々に愛され続けられた、大きな理由の1つなのでしょう。

スポンサードリンク

スポット情報

<渡月橋>

住所 京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町
最寄り駅 阪急嵐山駅から徒歩5分
嵐電(京福電鉄嵐山本線)嵐山駅から徒歩3分
JR嵯峨嵐山駅から徒歩10分
ホームページ 嵐山ナビ
阪急電鉄が提供する、嵐山周辺の観光情報サイト

関連地図

関連スポット、近隣スポットのご紹介

嵯峨野"

嵯峨野

のどかな風景の中でのんびり楽しむ古寺・名刹巡り

スポンサードリンク

  • 新規会員登録
  • 散策コース紹介
  • つれづれ関西街歩き
  • お役立ち情報